
ストーマと暮らしながら、北海道を走り、写真を撮り、レコードを聴く。
このブログは、病気のあとにも続いていく生活を、自分の経験として記録する場所です。
まず読みたい記事
ストーマとがん治療
ストーマとの暮らし、装具や外出の工夫、直腸がんの治療、入院、CAPOX療法について書いています。
北海道を走る
道の駅、ツーリング、北海道の景色を、写真と文章で記録しています。
写真・音楽・バイク
写真、音楽、レコード、バイク。治療だけでは終わらない日常の記録です。
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はじめまして
北海道・札幌で暮らす、50代の会社員です。
2025年、健康診断をきっかけに直腸がんが見つかりました。治療のため札幌へ戻った直後、検査中に腸閉塞を起こして緊急入院し、命を守るために人工肛門、いわゆるストーマを造設することになりました。
突然、お腹にできた新しい出口。
最初は現実を受け入れることができませんでした。仕事を休み、生活も大きく変わりました。それでも放射線治療と抗がん剤治療を受け、手術を乗り越えました。
幸い、病理検査ではがん細胞は確認されませんでした。ただ、がんが消えれば、すべてが元に戻るわけではありません。
ストーマとの生活も、その後の治療も、これからの人生も続いています。
もう一度、走りたかった
この経験は、私から多くのものを奪いました。
それでも同時に、「まだ終わっていない」という気持ちも残してくれました。
そんなとき、もう一度乗りたいと思ったのがバイクでした。
速く走るためでも、誰かと競うためでもありません。風を感じながら北海道の道を走り、その土地の景色や空気に出会う時間。
それが、これからの人生を少しずつ取り戻していく時間になる気がしています。
現在の愛車は、Harley-Davidson Forty-Eight。
鼓動のようなエンジンの振動を感じながら、北海道の道の駅や、これまで通り過ぎていた場所を訪ねています。
すべて、同じ生活の中にある
装具の話も、タイヤの話も、写真の話も、レコードの話も、結局は同じ生活の中にあります。
分野ごとに切り離されているわけではありません。
ストーマがあっても、バイクに乗る。北海道を走り、写真を撮る。家に帰れば、レコードを聴く。
このブログが一つのテーマだけにまとまっていないのは、そのためです。
そんな「人生をもう一度楽しむための記録」を書いています。
特別な成功談ではありません。
普通の会社員が、少し遠回りをしながら、それでも前を向いて歩いている記録です。
もし今、病気や仕事、人生の転機に立ち止まっている方がいたら、このブログが少しだけ肩の力を抜ける場所になれば嬉しく思います。
ストーマになって気づいたことがあります。
失ったと思っていたものの多くは、まだそこにありました。
バイクのシートに座ったとき、エンジンをかけたとき、そのことを確信しました。
どうぞよろしくお願いします。
※医療やストーマに関する内容は、私自身の経験に基づくものです。症状、治療、装具、食事などには個人差があります。診断や治療については、必ず主治医やストーマ外来などの専門職へご相談ください。